植物の観察と植物を使った遊び

ルーペで観察しているのは、ヤエムグラです。葉の付き方にも特徴がありますが、茎が四角形で小さなトゲがあります。しかもトゲは下向きで、服にもくっつきます。これは茎の細いヤエムグラが他の植物にくっつきながらなんとか立ち上がり、太陽の光を浴びて成長するというヤエムグラの生き残るための戦略だと教えていただきました。またトゲは動物の毛にもくっつき、遠くまで茎と一緒に種も運ばれます。ヤエムグラは動物のように移動はできないけれど、トゲを使うことで子孫を増やしていると聞いて、またまたビックリです。
ルーペで見るとトゲがよく見えます。実は、理科教師塾のメンバーは白衣の中にマイルーペを忍ばせているのです!

後半は、メタセコイヤやイチョウの観察です。この写真はイチョウです。イチョウは秋になるときれいに色づきますが、なんと、オスの木とメスの木があるとのこと。びっくりです。写真はメスの木で、もう銀杏の赤ちゃんがくっついているのが観察できました。銀杏があればメスの木で、銀杏が無ければオスの木。なるほどなぁ。ホント観察しないと気が付かなことばかりです。

イネ科の植物の葉で草笛を鳴らして遊びました。親指の間に葉を挟んでぶーぶー鳴らします。子どもたちの前で草笛が吹けると、ちょっとカッコいいですよね(^^♪

こちらはシロツメクサのかんむりです。タンポポで飾りつけをしてみました。子どもたちも一度は作ってほしいなと思います。植物と友だちになれます!