私達が制作した「岡山県に住む淡水魚と私たちのくらしを考える観察ノート」を活用しながら、子どもと一緒に川に入って、淡水魚と環境の調査を行います。流れの速さや水温を肌で感じながら淡水魚の種類や絶滅危惧種を知り、外来生物や水質、治水の問題などを考える活動です。この体験活動により、子どもに課題意識が芽生え、問題解決への意欲が育ちます。
学生は活動を通して、子どもが実体験することの大切さに気付き、安全な活動を実施する上での指導者としての視点をもてるようになります。何より、学生自身が淡水魚や環境について学べる機会です。 

水草の間に潜むもの、石の下に隠れているもの、二枚貝がなければ子孫を残すことができないものなど淡水魚たちの住処や生態は様々。子どもたちが自然の営みの素晴らしさや淡水魚たちの生息環境を知ることで環境への意識が芽生えていくと信じて活動を続けています。

学生たちが制作した観察ノート

参加した子どもたちや保護者の方みなさん全員に「観察ノート」を配付しています。淡水魚の名前が分かると親しみが持てるようになります。