大学構内の植物の観察をしました。普段は気にもかけない風景ですが、じっくり観察すると、植物には生き残りをかけた様々な特徴やしくみがあることが分かります。
写真はプロペラをつけたカエデの種子が回転しながら落ちる様子を確かめているところです。落ちるまでの時間が長くなり、それだけ遠くまで種子を飛ばせることができます。
これはクスノキの枯れ葉が「しょうのう」のにおいがするか確かめているところです。
採集したいろいろな植物を持ち帰り、ルーペで観察して理科実験室で植物図鑑を見ながら、実物写真植物図鑑を仕上げました。図鑑を作るということは、植物の特徴をとらえながら図鑑と見比べる必要があります。そうすると細部まで観察することができるのです。子ども達にもこんな授業ができたらいいなと思いました。