茶色い綿を収穫しました!

これまで室内のプランターで育てていた植物ですが,令和3年から学内の教材園で栽培しています。今年で2年目となりました。この教材園が出来たのも、理科教師塾の先輩方のおかげです。先輩方が直接学長先生に教材園をつくりたいとお願いしてくださり、実現しました。そんな大切な教材園で、綿の栽培に挑戦しています。今年は白い綿だけでなく、茶色い綿も植えました。

5月頃に種を植えると2週間後には芽が出てきたので、植物の成長スピードには驚かされました。8月下旬になると花が咲き、9月になると実が弾けて綿を収穫することが出来ました。

綿はふわふわしていてずっと触りたくなってしまいます。このふわふわにも秘密があって、なんと水を弾くのです!水を弾くことによって、ふわふわの中にある種を腐らせないという植物の工夫があるようです。子孫を残し,命をつなぐために様々な戦術があることが分かりました。自然の力はすごいです。
種子を守っているふわふわは,水を弾く要因である油を取り除くと脱脂綿になります。