第2回 五感で楽しむ!わくわくサイエンス

11月12日
本学の岡山駅前グローバルキャンパスにて、第2回「五感で楽しむ!わくわくサイエンス」が開催されました。この事業は、国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金助成活動」によって行われており、5~6歳、小1~2年生の子ども達対象のサイエンス教室です。
2回目となる今回のテーマは、「電気」を五感で楽しむサイエンスです。学生手作りの「発見器」を使って、あかりがつくもの、つかないものを発見する展開でした。理科教師塾®のメンバーは、子どもの視点に立ってみんなで指導法を検討し、練習を繰り返して本番に臨みました。

子ども用の白衣に着替え、名札をつけてLet’s Scienceです。子ども達のワクワクした顔がなんとも言えません。迎える理科教師塾®のメンバーも嬉しそうです。今回は総勢14名の理科教師塾®メンバーが参加しました。

はじめに手遊びで和やかな雰囲気を作りました。

発見器「ぱっぴか」の紹介。興味を持ってもらえるよう、理科教師塾®メンバーが見せ方を一工夫しました。授業でいう導入部分です。子ども達もだんだん前のめりになってきました。

理科教師塾®のメンバーから配布され、一人ひとりが発見器「ぱっぴか」をもって、あかりをつけました。合言葉「ぱっぴか!」と言いながら操作する子ども達はとても可愛らしく、理科教師塾®メンバーも自然と笑顔がこぼれていました。

次は、オリジナルの「ぱっぴか」にするために、紙コップを使い、絵を描いて装飾をしました。思い思いの絵をかいて子ども達は大満足のようでした。その後、みのむしクリップをくっつけて、あかりがつくのを確認しました。紙コップの上が光る発見器、カップの中ほどが光る発見器など工夫を凝らしたものが作られ、子ども達はどんどん愛着が湧いてきたようでした。

次は、オリジナルの「ぱっぴか」を使って、はさみや紙、割りばし、くぎなどが電気を通すかどうかの実験を行いました。子ども達のテンションはどんどん高まり、思い思いに実験を繰り返していました。子ども達は「はさみの柄(プラスチック)はあかりがつかないけれど、切るところはつくよ」、「えんぴつは芯どうしだとつくよ」など、たくさんの発見をして教えてくれました。

部屋の中にあるものであかりがつくかどうかの実験をしました。子ども達の興味関心はとても高く、発見する楽しさを十分味わってもらえたようです。理科教師塾®メンバーもとても嬉しそうでした。

最後に、発見器の使い方の約束をして閉会しました。嬉しそうに発見器「ぱっぴか」を手にして帰路につく子ども達はとても満足そうでした。次回は12月2日です。

今回が第2回の開催ですが、第1回目よりもっともっと子ども達にサイエンスの楽しさ、面白さを発見してもらおうと、たくさんの準備を進めてきました。多くの理科教師塾®メンバーが夜遅くまで内容を検討したり、教材の準備をしたりと本当に一生懸命活動してくれました。