早島幼稚園でのサイエンス

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1月13日
早島幼稚園で「親子ふれあい活動」イベントが開催されました。近年子ども達のメディアと関わる時間が増加傾向にあります。このイベントは、「約束」「基本的な生活習慣」の大切さを考えるきっかけ作りとして行われました。
学生の演じるエプロンシアターを見てメディアの利用の仕方について考えたり、基礎絵本セラピストの中村恵美さんの読み聞かせを聞いたり、ストローお化けを作って膨らませる遊びを通して理科の面白さを感じてもらったりする中で、人と人とがふれあうことの大切さを考えていただくイベントです。

学生は、この日のために、何度もエプロンシアターの練習を行い、何日も前からサイエンス遊びのための準備をしてきました。エプロンシアターに出演する学生は、教育経営学科に在籍する学生で小学校の教師を目指しており、幼稚園での実習はありませんので就学前の状況を知る貴重な機会と考え、このイベントに参加してもらいました。子ども達を目の前にして、どこまで自分の殻をやぶれるか、自分達の表現がどこまで通じるかなどにチャレンジしてもらいたかったのです。
理科教師塾メンバーの子ども発達学科の先輩に手遊び等を教えてもらいながら、子どもたちをひきつけるコツや表現をたくさん学びました。
手遊び

幼稚園でのエプロンシアターとサイエンスの様子はこちらをご覧ください

■幼稚園でメディアとサイエンスの活動
様々なメディア機器が普及し、子どもたちの利用時間も年々増加傾向にあり、外で遊んだり、自然に触れたりする時間が減少の傾向にあります。そして、今、理科離れが叫ばれており、理科の教師である私としては、なんとも寂しい思いです。もっと、子ども達に理科の面白さを知ってもらいたい、好きになってもらいたいと切に願っています。小さなころに自然の不思議さに触れ、「見て」「聞いて」「触って」「匂って」「味わって」などの五感を刺激して全身で感じ取ることは、何ものにもかえがたい経験です。これからもこのような機会を増やしていきたいと考えています。

メディアの話