真っ赤なヒガンバナが咲きました!

去年の秋に大学近くの空き地やあぜ道から掘り起こした球根を植えたものが美しく咲きました。ヒガンバナは球根といっても根ではなく葉だそうです!驚きです!

 つい、2,3日前まで咲く兆しが全くなかったのに、今朝見ると一気に咲いていました。調べてみると、ヒガンバナも桜同様、クローン。どのヒガンバナも遺伝子がすべて同じであるため、この時期に全国一斉に咲くそうです!

田んぼのあぜ道にたくさん見られるヒガンバナ。どうやって増えたのか不思議です。毒があるので,動物は食べたりくわえたりして運ぶことはできません。諸説あるようですが,人間が植えた説が有力のようです。田んぼの周りに植えることで,田んぼや畑にとって好ましくないモグラを近づけない効果もあるとか。

また、長く伸びた先に葯(やく)が付いているのがおしべで、何もついていないのがめしべのようです。観察してみると、真ん中に一本長いめしべが付いており、その他短いのがおしべでした。

図のようにヒガンバナの球根は,チューリップの球根やタマネギみたいな形をしています。(図:理科教師塾作)球根の中を観察するため半分に切ってみたところ思った通り,タマネギのように幾重にも重なっていました。でも毒があるので食べることはできません。

私は北国出身なので、岡山県に来て初めてヒガンバナを見ました。他の花にはない真っ赤な色、すっかりヒガンバナのとりこになってしまいました! 真っ赤な色のほかにも白色や黄色のヒガンバナもあるようです。是非見てみたいです!