理科教師塾のメンバーの「これ、もしかしてカマキリ?」という言葉で、カマキリの赤ちゃんに気が付きました。目を凝らしてみると赤ちゃんカマキリが理科室中に散らばっています。小さくて頼りなげです。よく見ると、踏まれてつぶれてしまったカマキリもいます。これから寒くなるというのに、かわいそうなことをしてしまいました。
学生がフィールドワークで採集し、春に孵化することを期待して実験室に卵を置いていたのですが、置く場所が悪かったようです。卵のついた木の枝ごとカナヘビのかなちゃんのケースに入れていたので、かなちゃん用のヒーターと湿度がカマキリの孵化を促してしまったのかもしれません。
私たちは、まだ孵化していない卵を自然に戻した後、踏まないよう気をつけながら赤ちゃんカマキリを30匹くらいつかまえました。
ちょっとかわいそうだけど、とりあえず、カナヘビのかなちゃんと同居です。