「淡水魚に親しみ河川の環境を考える活動」が開催されました。

2022年10月2日「淡水魚に親しみ河川の環境を考える活動」が開催されました。
私たち学生はボランティアスタッフとして,22名の子どもたちと保護者の方々の前で,調査方法や,調査の際に着用するウェーダーの着方やライフジャケットの重要性を話しました。また,身近な川に生息している淡水魚たちを知ってもらいたいと思い,理科教師塾制作の「岡山県に住む淡水魚と私たちのくらし観察ノート」を活用して淡水魚の学習を行いました。その後,班ごとにIPUバスに乗車して調査場所へ。

移動中は、「どんな魚がいるかな?」などと会話が弾み,バスの外に目を向けると秋の田んぼのあぜに咲くヒガンバナ、砂川にはコサギ,チュウサギ,カワウ,アオサギなどの野鳥を観察したりして,わくわくしながら調査場所へ向かいました。

待ちに待った砂川に入っての調査活動。初めはなかなか上手く採集できませんでした。しかし、川の流れを見たり、魚が多くいそうな水草の茂みを狙ったりすることで、様々な種類や大きさの淡水魚を採集し,観察することができました。目を輝かせながら楽しそうに活動に取り組んでいる姿が印象的でした。

採集後には、淡水魚ノートに記録したり、絶滅危惧種について勉強したりしました。「家の近くにいないか調べてみる!」と意気込んでいる子どもの声が聞かれたときは,うれしさがこみ上げてきました。
今回の活動が身の回りの環境や生物に興味を持つきっかけになってくれることを願っています。

「淡水魚に親しみ河川の環境を考える活動」は、小学3~6年生の子ども達を対象にした活動です。この事業は、国立青少年教育振興機構「令和4年度子どもゆめ基金助成活動」によって行われています。