本学の岡山駅前グローバルキャンパスにて、第1回「五感で楽しむ!わくわくサイエンス」が開催されました。この事業は、国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金助成活動」によって行われており、5~6歳、小1~2年生の子ども達対象のサイエンス教室です。小学校で理科を学ぶ前に、楽しくわくわくする理科の体験をしてもらいたいという願いで開催されています。本学からは、理科教師塾®のメンバー12名が、幼い子ども達への接し方、指導、補助の仕方などを実践的に身に付けられる機会として参加しました。
アイスブレイクは手遊び。事前に何度も練習して臨みました。そのかいあってか、会場はだんだんと柔らかい雰囲気になってきました。学生の緊張もほぐれてきたようです。
今回は、「風・空気・音」を五感で楽しむサイエンスです。作るものは、でんでん太鼓、ワニふうせん、落下傘、くるくるヘビの4種類です。60分という短い時間で子ども達がどれくらい取り組めるか、やってみないと分かりません。そこで、理科教師塾®メンバーと話し合って、今回は子ども達自身に作りたいもので選んでもらうことに決めました。会場は、子ども達と大学生の熱気であふれ、冷房を入れるほどでした。
身近にあるものを使いながら落下傘づくり。
ビニールは扱いづらく、子ども達も苦労したようですが、イラストを描いてお気に入りの色の粘土をつけて完成しました。空気の抵抗感じてくれたかな。
紙皿を使って、くるくるヘビづくり。風を使って遊びます。子ども達に遊ぶ面白さを伝えると、くるくる回りながら楽しんでくれました。
空気を使って遊ぶワニふうせんを作り。相当の時間をかけて準備を進めてきたのですが、思ったより作業に時間がかかりました。それでも子ども達は粘り強く頑張ってくれました。
反省点として、もっともっと準備が必要だったと理科教師塾®メンバーからの声。そうでしたね。でもやってみないと分かりません。いい勉強になりました。
でんでん太鼓づくり。絵を描いてビーズをつけて、どんな音がでるかな。完成後はその他のものを作ろうと誘っても、「2つ作る~。」といって、2つ目のでんでん太鼓づくりをしている子どもたちが多数。子ども達は気に入ったものにはとことんやるんだと実感。
最後に挨拶をして閉会。
第2回目は11月12日なのですが、帰り際に「次も来るー」「また来たい!」という声が聞かれ、その場で申し込みをしてくださる方がたくさんいらっしゃいました。保護者の方にも気に入っていただけたことが私にとっても学生にとってもとても嬉しいことでした。
理科教師塾®メンバーはとってもよくがんばってくれました。次回はもっともっと面白いサイエンスになるよう頑張りましょう!