第3回,第4回キッズカレッジが開催されました

「わくわくキッズカレッジ2024」の第3回、第4回が環太平洋大学理科教師塾で11月10日に行われました。第3回には20名、第4回には27名の児童が、大学近隣の小学校から参加しました。支援した大学生は理科教師塾生10名です。

第3回 「秋を探そう」

4年生、5年生、6年生の3つのグループに分かれて、大学のキャンパス内の「秋さがし」に出かけました。採集した植物は、理科実験室に持ち帰って双眼実体顕微鏡で観察をしました。
「すごーい! 小さいトゲがいっぱい」「見て、見て、フジバカマのめしべがからまっているよ」などの声が聞かれ,持ち帰ったドングリを半分に切り,ヨウ素液をかけて反応を見る実験も行いました。

第4回 「電池をつくる」

第4回は,ボルタ電池、備長炭電池、くだもの電池をつくる実験。児童は本当に電池ができるのかどうか疑問に思っていたようですが,備長炭電池,バナナ,キーウィフルーツ,ミカン電池を作ってオルゴールを鳴らして確かめました。くだもの電池は大いに盛り上がりました。

第3回,4回を終えて
第3回で使用した秋の植物の冊子は,理科教師塾製作です。大学のキャンパス内を中心に写真を撮影したりスケッチをしたりして理科教師塾生が作りました。植物の観察を通して児童が季節の移り変わりが感じることができていたら何よりうれしいです。第4回は,教材研究,予備実験に時間を費やして臨みました。多くの学生が初めて取り組む実験だったからです。理科は準備が大切だと実感することができました。