2024年11月12日
赤磐市立城南小学校の4年生の児童9人が学校近くの滝山川で淡水魚の調査を行いました。サポーターとして理科教師塾からは4人が参加。
はじめに淡水魚の特徴や種類について大学で制作した「観察ノート」を使いながら紹介しました。緊張していた私たちも児童も少しずつほぐれてきました。



淡水魚の種類や特徴を学習した後,ウェダーやライフジャケットに着替えて1人ずつ網を持って城南小学校の近くにある滝山川に向かいました。大学生1人に対して児童2~3人でチームを組んで安全確保をしながら淡水魚調査を始めます。
川に入ってすぐは,エビばかりが網に入っていましたが,次第に「なんかいる!」「魚かも?」など楽しそうな声があちこちで聞かれました。児童同士で「この辺,とれるよ」と教えあっている姿もありました。川から上がると「魚は取れなかったけど楽しかった」という声も聞かれ,実際に体験することの大切さを実感しました。




学校に帰ると採集した魚の種類を特定し,じっくり観察しました。今回の淡水魚調査では児童と実際に関わっていた時間は短かったのですが,活動が進むにつれて魚や川に対して興味が高まっていく様子を実際に見ることができました。また児童から魚を育てるのに適した環境についても質問があり,飼育に向けて盛り上がっていました。担任の先生からは,私たち大学生の支援があって,川で活動することができたと感謝していただき,とても嬉しく思いました。