第6回 キッズカレッジ「岩石/アンモナイト」 投稿公開日:2023年1月21日 投稿カテゴリー:Activity Report 2023年1月22日(日) 第6回IPUわくわくキッズカレッジ「化石」の講座が開催されました。はじめに化石の話。アンモナイトが3億年前~1600万年前まで生きていたことを知ると,児童たちは興味津々。中には「白亜紀!」と教えてくれる児童もいて,学生たちもびっくりです。その他,理科室に展示している三葉虫や恐竜のふんなどの化石を実際にもって感触を確かめました。想定よりずい分重いことに驚いている児童の様子を見て,目で見るだけでなく,触るなど五感を活かす観察が大切だと感じました。 その後、子供たちに人気で有名なアンモナイトの化石のレプリカ(疑似化石)を作りました。あらかじめ学生が作っておいた型に,水で溶かした石膏を丁寧に流し込んで固まるのを待ちました。 1時間後,型から外す作業を行ったのですが,説明を待ちきれず,はがし始める児童もいるくらい楽しみにしていたようです。割れないよう慎重に型からはずし,自分のレプリカの出来上がりを確認し,ていねいに扱っている姿を見て,「自分でつくったもの」には,特別な思い入れがあると実感しました。 今回は、色を付ける時間がなかったので、家で色塗りをして、自分だけのレプリカ化石を完成させて欲しいです。 地学の分野は,時間的スケールが壮大すぎて苦手意識をもつ学生も多くいましたが,本物の化石に触れたり自分だけの疑似化石を作ったりすることで,興味が持てるようになりました。また,化石の型を作るのは,試行錯誤の連続で時間がかかりましたが,児童が真剣に取り組む様子を見て頑張って準備してよかったと心から思いました。 タグ: IPUわくわくキッズカレッジ, アンモナイト, 化石 その他の記事を読む 前の投稿第4回 キッズカレッジ「小さな生き物」 次の投稿第7回 キッズカレッジ「TOYS」