本物の指導力を身につけるために 本物の指導力を身に付けるには、小学校に出かけて児童、先生の姿や反応を見て学ぶのが一番。私達は、「理科インターンシップ」として赤磐市立山陽小学校で実践力を磨いています。山陽小学校5年生の「理科」と「総合的な学習の時間」に関わらせていただいています。この活動では私達が制作した「岡山県に住む淡水魚と私たちのくらしを考える観察ノート」が活用されています。 環境への意識を高める動機付け 観察ノートを活用して、絶滅危惧種の淡水魚や生息環境を紹介しました。小学校に水槽を設置して、学校近くの砂川に生息する淡水魚を採集しました。 淡水魚と環境の調査 学校近くの砂川で調査を行いました。児童は、初めて見た数種類の淡水魚や堤防の様々な工夫を知って、淡水魚や砂川に親しみを感じたようでした。児童の安全を確保しながらの活動は、これまでにない経験。活動中だけでなく、活動後の帰り道まで指導者は緊張感をもつことの大切さを学びました。 パックテストを使った水質検査をサポート 大学生の先生として班ごとの水質検査の実験をお手伝い。児童が自ら実験できるように分かりやすく手順や注意事項を伝えることが私たちの役割でしたが、サポートしすぎてしまうことも…。後になり、待つ、見守ることの大切さを実感しました。 プレゼンテーションの指導 児童は、これまで調べたこと分かったことを班でまとめ、参観日に発表を行います。発表に向けて、聞き手に伝わる話し方、資料の作り方、提示の仕方などアドバイスを行いました。